洞爺湖サミットにむけて

 7月5日に最大デモがあり、逮捕者四名との事。
 しかし、マスコミ情報では詳細はわからず、また、なぜ反対しているのかという要旨についての詳解はなかった。
 
 サミットって環境問題や南北問題を話し合うんでしょ?なぜ反対なの?

 この単純な疑問を多くの方が抱くであろう。しかし、「反対するのは危ない人」というレッテルを貼ったりしないでその主張を聞いてほしい。
 
 そもそもサミットは先進国の中でも重要な国々のトップが一年おきに重要な問題を直接話し合うためにできた機会だ。

 もちろん世界のさまざまな問題の解決を先進国のもつ力を利用し探る、という面もあるが、結局は「俺たちが世界を良くしよう!」というものというよりも「わが国の利権をどうするか」という話し合いの場である。
 重要な国?世界約200の国家はすべて平等ではないのか?
 先進資本主義国が集まって世界中の利権を自分たちのものにするために分配する、その話し合いこそがサミットなのである。

 確かに途上国支援は必要であるが、南北格差の根本を作っているのはサミット参加国である。
 良くも悪くもサミットをいい機会に、世界のことについてより深く調べてみてほしい。





 この問題については後にまた書くとして、マスコミといえば今話題の毎日新聞の英語版についてのニュースである。
 何年にもわたり日本に関しての嘘の卑猥な情報を流し続け、世界中からアクセスされていたのである。内容については調べてほしいがAVのタイトルか?というようなものである。
 毎日新聞といえば太平洋戦争時の態度から尊敬していたのに今回のことでまったく許せなくなった。こんなことが許されていいのか。
 マスコミは情報を市民に伝える役割があるが、それは産業であるため売れるニュースを優先し、必ずしも有益な事実のみを報道しない。
 
 そのような性質についてみる側はまだまだ認識が甘く、マスコミがいうことだからと簡単に信じてしまう。そしてマスコミのながす情報だけでなく情報判断「良い」「悪い」についても報道そのままに自分の意見を持ってしまいがちである。

 考えること、そのためには何よりも多角的な情報が必要である。